実習中の行動計画や日々の目標て何を書けば良いの?ポイントを解説してみた。

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どうも!Naoyukiです!

今回は実習中の行動計画や毎日の目標について何を書けば良いのかを解説していこうと思います。

僕は学生の時、行動計画表と日々の目標は地味にツラかったですね…。

夜中までアセスメント用紙やSOAPを頑張って書いた後に「明日の行動計画…明日の目標…何にしよう…。朝、起きて書けばいいや…。」と思うことが多かったです。

大体そういう時は遅刻ギリギリの時間帯に起きて実習が始まる前に研修室で急いで書くハメになるんですよね。

また、研修室で目標や行動計画表を書いているときに限って教員にバレて怒られるんですよね…トホホ。

ひょっとしたら、この記事を読んでいるあなたも同じ経験があったりして…。

僕の経験談はこれくらいにして、早速、日々の行動計画表や目標に何を書けば良いの解説していきますねー!

実習中の行動計画や今日の目標て何を書けば良いの?

まず、行動計画を立てる前に日々の目標を考えることをオススメします。

その理由としては、目標が明確でないと、どのように行動したら良いかわからないからです。

例えば、数日後に好きな人とデートにいくと仮定しますね。

おそらくデートに行くまでに、おしゃれな洋服を買ったり、髪の毛を切りに行ったり、好きな人が行きたい場所を聞いたりなど様々な行動をとると思います。

これは「好きな人とデートに行く」という目標があるから「おしゃれな洋服を買う」、「髪の毛を切る」、「好きな人の好みを知る」などの行動を起こしている訳です。

なので、これと同じようにまずは「目標」を定めて次に「行動計画」を立案する方がスムーズだと思います。

実習中に置き換えてみると、受け持っている患者さんが明日、抗がん薬治療があるとしますね。

そうなると、翌日の目標を「抗がん薬当日の看護を実践または見学したい」とし行動計画表に「抗がん薬投与の見学」を記載します。

目標に沿った行動計画になっているのがわかるかと思います。

もう一つ例を挙げてみます。

受け持っている患者さんが明日、手術を受けるとしますね。

そうなると翌日の行動目標は「帰室直後の観察をし、術後合併症の早期発見に努めたい」、「手術見学をし、手術室における看護師の役割を学びたい」などの手術に関する目標を考えます。

その上で、行動計画表に「帰室直後の観察」、「手術見学」などを記載します。

このようにまずは「目標」を定めた上で「行動計画」を考えることを意識してみてください。

それでは、次にどんな内容を「今日の目標」にすると良いのかポイントを解説しようと思います。

今日の目標を考える上でのポイントとは?

今日の目標になる内容は大きく4つの内容に分かれることが多いです。

①受け持ち患者さんの検査、治療に関する内容(ex 検査、治療当日の看護の見学または実践など)

これについては前の見出しで説明した抗がん薬治療や手術当日の事例が該当してきます。

この目標を考える上で必要なのは患者さんの検査や治療に関する情報を意図的に確認しておく必要があります。

 

②患者さんの状態に関する内容

例えば、発熱や倦怠感、呼吸困難感、悪心などの苦痛を伴う症状が患者さんに出現している場合

「発熱に伴い倦怠感が昨日から出現しているので、検温の時は発熱の有無と合わせて倦怠感の観察をしたいと思います」

「昨日より悪心が出現しているので、症状の早期発見に努めるとともに、苦痛が少しでも緩和できるようにしていきたい」などの目標を考えます。

 

③患者さんのケアや処置に関する内容

全身清拭や陰部洗浄、シャワーバス、洗髪などの清潔ケアや褥瘡処置やストーマなどの処置に関する内容を目標にする場合があります。

例えば

「入院して初めてのシャワーバスなので、バイタルサインの変動や点滴ルートやバルーンカテーテルに注意し、安全、安楽にケアを実施したい」

「ストーマのケアの見学を行い、患者さんのストーマケアに関する理解度を確認したい」などがあります

②と③は複合的になることがあります。

例えば「昨日から発熱や倦怠感が出現しているので、熱型や倦怠感を考慮した 清潔援助を行いたいです」という目標は黄色の部分が②患者さんの状態に関する内容

赤文字の部分が③患者さんのケアや処置に関する内容になっています。

 

④患者さんの精神的、社会的背景に関する内容

病気の受け入れ、職業、家族背景、退院後に考えていることなどが該当します

 

実習中の日々の目標に迷ったら①〜④に該当する内容の中から該当しそうな物を選択してみてください。

後、翌日の行動計画や目標を考えるオススメの時間は帰りのミーティングが始まる30分前です。

研修室に戻る前に自分が明日、観察しなければならないことや見学すべき治療や処置の内容を自分に問いかけてください。

そうすることで翌日の検査や治療、処置の時間帯に変更がないか確認する癖がつきます。

それだけでも、翌日の目標や行動計画を考えることがスムーズになります。

まとめ

今回は「行動計画」や「今日の目標」に何を書けば良いのか、考える上でのポイントを解説しました。

実習記録のなかではアセスメントや看護計画のO-P、T-P、E-P、SOAPを優先するあまり「今日の目標」や「行動計画」は疎かになりがちです。

だからこそ、「行動計画」や「今日の目標」かかる時間を最小限にしつつも、的を得た内容にしたいですよね。

今回の記事が少しでもお役に立てたら嬉しい限りです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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