教員を目指す人は新人に向けて勉強会を開催した方が良い!?

どうも! 看護教員のNaoyukiです!
最近、教員になる前に臨床でやっておけば良かったなーと思うことがあります。
その一つが、新人看護師を対象とした勉強会です。
なぜ、新人看護師を対象とした勉強会を開催する方が良いのかをいくつかのポイントに分けて
伝えたいと思います。
人前で話す経験ができる
教員になると、講義を担当します。
講義では数十人の学生を前にして話すことになります。
僕は、40人を前に講義をしています。
人生で初めての講義の時、90分間ずっと、足が震えていました(笑)
教員になる前に、40人どころが数人を前にして、何かを話す機会もなかったので、人前で何かを話す経験をしておけば良かったと痛感しました。
病棟に配属される新人看護師の人数は、数人単位だと思います。
まずは、数人を前に自分の言葉で何かを話してみてください。
緊張すると思います。冷や汗タラタラ、頭の中が真っ白になることもあるかもしれません。
しかし、経験を重ねるごとに少しずつ、慣れてきます。
必ず、慣れてきます!
そしたら、徐々に勉強会の参加人数を増やしてみてください。
いきなりではなく、少しずつの方が良いと思います。
いきなり、人数を増やしても良いと思うのですが、失敗した時の心の傷が深くなる場合があります(笑)
ベビーステップを踏むことが肝心です。
プレゼンテーションスキルが身につく
勉強会を開催にするにあたり、人前で話す以上、相手に伝わりやすいことを意識すると思います。
コミュニケーションにおいて、言語的コミュニケーションよりも、非言語的コミュニケーションが重要であると聞いたことありませんか?
聞き手に伝わる話しての情報の割合は
言語情報(話の内容など):7%
聴覚情報(声のトーンや話の早さなど):38%
視覚情報(見た目など):55%
と言われています。
話の内容も重要ですが、話しかたの方がもっと重要になりますね。
おそらく、勉強会を開催する中で、うまくいった時とうまくいかなかった時が出てくると思います。
うまくいかなかった時は、自分の表情や声のトーンなどを振り返るとヒントが得られるかもしれませんね。
僕は、TEDのプレゼンテーションをみて、話し方を振り返るようにしています。
https://www.ted.com/talks?language=ja
自分が面白いと感じたプレゼンテーションを繰り返し見ながら、話し方で参考になることを書き出してみてください。
書き出した内容を意識するだけでも、相手に伝わりやすい話し方に近づいていると思います!
資料づくりを学ぶことができる
勉強会では、配布資料を作成してみてください。
配布資料を作ることで、power point の使い方を学べます。
僕は、教員になる前はpower pointで資料を作成したことは1、2回しかありませんでした。
講義資料を作ることを繰り返したことで、資料作成に必要な操作を覚えることができました。
資料づくりができるようになったら、見やすさを意識してみてください。
見やすい資料づくりに関してはこの記事を参考にしています。
http://tomoyukiarasuna.com/make-images/
今、昨年作成した配布資料の見直しをしているのですが、
この記事の中の原則3のフォントやレイアウトを揃えることから、始めています。
見やすい資料が作成できれば、聞き手の理解はより深まります。
新人看護師向けの勉強会の配布資料では、病棟で使われている専門用語や略語は多用しない方が良いと思います。
新人看護師は、専門用語や略語を理解することから始めないといけない状態です。
そのため、配布資料に専門用語や略語が多用されていると、難しい言葉が多くてつまんね〜てなってしまいます。
新人看護師向けの勉強会での配布資料には、なるべくわかりやすい表現を意識してみてくださいね!
学生のことを理解できる
新人は数ヶ月前では学生です。
勉強会中の新人の反応は、学生の反応に近いです。
なので、新人が勉強会の内容を理解できていないときは、学生はもっと理解できていないと思った方が良いと思います。
新人がわかりやすい勉強会の内容を考えることは、学生にとってもわかりやすい内容を考えていることと同じです。
臨床で働いていたときに、そういった経験をしてこなかったので、学生の理解度を把握できていない状態で、講義をする羽目に…。
そのため、講義中、学生の頭の上には ? がたくさん浮かんでいましたね (^_^;)
学生が満足できない講義をすると、凹みますね…とっても…。
そんなことにならないためにも、新人向けの勉強会を通して、少しでも学生のことを知ることが必要だと思います。
まとめ
今回は、教員を目指している人に向けて新人向けの勉強会を行うメリットとして
・人前で話す経験ができる
・資料づくりを学ぶことができる
・学生のことを理解できる
の3つをお伝えさせていただきました。
今回の記事が少しでもお役に立てたら嬉しい限りです。
最後まで、診ていただきありがとうございました!