職場にいる腹がたつ人の対処法 アンガーマネジメントで人間関係の悩みもラクになる!?

皆さんの職場にも、腹が立つ人いませんか?
ネチネチ指摘してくる上司、言うことを聞かない後輩、上司に媚び諛う同僚などなど…。
僕にも腹が立つ人はいます!
こいつと働くなら、仕事辞めたるわ!って思うこともあります。
でも、現実問題そう簡単には辞められないですよね。
そのジレンマで、モヤモヤする日が続いたこともありました。
その時に出会ったのがアンガーマネジメントでした。
アンガーマネジメントに出会ってから、職場の腹が立つ人に対して少しずつイライラすることが少なくなってきました。
そこで、アンガーマネジメントの方法を紹介しながら、僕がどのように変わったのかをお伝えしていきたいと思います。
腹が立ったら、とりあえず耐える。
「え、無理…。いきなり、根性論言われても…。」
と思う人もいると思いますが、耐えるには理由があります。
怒り💢の感情の持続時間は6秒と言われています。
この6秒の間に、行動をしてしまうと、感情的な言動になってしまいます。
6秒を耐えるために、腹が立つ内容を手のひらに書いて過ごしたり、頭の中で6秒間数えて過ごす方法などが有効と言われています。
僕は、看護学校に勤めているので学生と関わる時にこの6秒間を意識するようにしています。
上司に対して腹が立っても感情的な言動をとることは少ないですが、学生だと感情的な言動が出てしまいやすいです(ごめんなさい)。
怒りの感情は上司より、年齢が若い、立場が下の部下に向かいやすいです。
この前も、学生が提出物の期限が守れていなかったので、理由を聞いたところ悪びれた様子もなく、「忘れてました」と答えられた時がありました。
心の中では「お前な〜💢」と腹が立ち、何か言いそうになりましたが、必死に頭の中で「1、2、…6」と数えることで6秒たえて
「じゃあ、どうしたら良いかな?」と答えたところ
「…すみませんでした…。」
という流れになりました。
感情的な言動を向けられた相手は、怒られた内容よりも、怒れらたときに感じた感情の方を覚えていることが多いです。
もし、僕が「〇〇さんさ〜。その態度はなんなの!忘れておいてその態度はないよね!」
と感情的に伝えたとしたら
場合によっては
学生「まじ、うざい。」て思われるだけだったかもしれません。
僕の場合は、学生でしたが、部下に指導する時にも注意したいところですよね。
感情的に相手に何かを伝えても、内容は理解されておらず、感情だけが相手の記憶に入ってしまう。それこそが、一番避けたいことですよね。
何に対して怒っているかを知る
あなたが腹を立たせている正体は、ムカつくあの人ではなく、あなた自身なんです。
「いやいや、アイツが悪いに決まってるでしょ?」
と思う人もいると思います。
友人との会話の中に
私は腹が立たないけど、友人は腹が立ったことや、逆に、私にとっては腹が立ったけど、友人からしたらそこまで腹が立たないことてないですか?
どうして、あなたと友人では腹が立つこととそうでないことに違いがあるのでしょうか?
それは、あなたと友人の考え方、価値観が違うからです。
あなたを腹立たせている正体はあなたの考え方、価値観なんです。
怒りの感情が生まれる瞬間は
あなたの考え方や価値観が裏切られた時です。
反対に、あなたの考え方や価値観が裏切られなければ、怒りの感情は生み出されなくなります。
相手が、あなたの考え方、価値観を裏切らないような行動変容をしてくれると良いのですが。
相手はなかなか、変わってくれません。
そうなると、あなた自身が変わるしかない。
なので、まずは、何に対して腹が立っているのかを知る必要があります。
言い換えると、自分自身の価値観を知ることから始めることが必要です。
腹が立ったらとりあえず、耐えるのところでお話しした、学生に対しての僕の怒りについてを振り返ると
僕の価値観→提出物の期日は守る(約束は守る)、約束が守れなかった場合は相手に謝る。
に対して
学生の行動→提出物の期限が守られていない、期日が守れてないことをそのままにしていた。
僕の価値観は見事に裏切られた→腹がたつ💢
となります。
皆さんもここ最近で、腹が立ったことを覚えている方は、自分のどんな価値観が反応したのかを振り返ってみてください。
そのことで、言語化されていない自分の価値観を知ることができるかもしれませんよ!
僕はこの作業で、自分の価値感を見直すことが少しずつできました。
そうなると、少しずつですが腹が立つことが少なくなった気がします。
行動を判断する・行動を振り返る
ここでは、腹が立った後(感情のピークが過ぎた後)、どのようにこ行動するかを判断することになります。
判断するためには、腹が立つきっかけとなった出来事が
自分にとって重要なのか
自分でコントロールすることができることなのか
の2つの視点で考えていきます。
僕と学生のやり取りを振り返ると
僕にとって、学生が提出物の期日を守らなかったことは教員の立場で考えた時、
自分にとって重要である(理由としては、社会にでると求められる内容であるから)
自分でコントロールすることができる(理由としては、反省してもらうことで行動変容ができる可能性があるから)
なので、感情的な発言をするのではなく、相手に反省してもらう働きかけをしてみよう。
みたいな感じです。
学生との出来事が
僕にとって重要なことではなく、コントロールできないことと判断した場合は、そのままにしておきます。
重要でもなく、コントロールできないことに腹を立たせてもしょうがないですし、腹を立たせるだけ、疲れてしまうだけです。
腹が立つことは、突然、訪れるので行動をうまく判断できない場合もあると思います。
その時は、あとで落ち着いて振り返ると良いと思います。
振り返る時は、なるべく書くことをオススメします。
書くことで、思考がより整理されますよ!
まとめ
今回は、皆さんの周りにいる、腹が立つ人達との対処法として
・腹が立ったら6秒耐える
・何に対して怒っているかを知る
・行動を判断する・行動を振り返る
アンガーマネジメントの三つの方法を伝えさせていただきました。
職場の人間関係において腹が立たないことの方が少ないとは思います。
少しでも、皆さんのイライラが少なくなり、笑顔が増えることにつながったら嬉しいです。
最後まで見ていただいてありがとうございます!